株式会社ジズコ

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アイピース_200mm SCT by Albert Nagler, CEO, Tele Vue Optics


1970年代から所有する望遠鏡のなかに、1.25"ダイアゴナルを備えた口径20cm、F10のシュミカセ鏡筒があります。同じクラスのシュミカセ鏡筒のお持ちの方は、数本のテレビューアイピースを使うことで、見え味を劇的に改善させながらも、必用なアイピース群をシンプルにまとめることができます。

基本的には、広視野の低倍率から、惑星対象の高倍率まで、3本のアイピースで事足ります。

低倍率で観るときは、シュミカセ鏡筒には25mmや26mmのアイピースが付属します。いずれも1.25"ダイアゴナルに装着して十分な視野を実現できますが、メガネを掛けて観るので長いアイレリーフが必用な場合、コーティングが良質で、造りも良く、周辺までシャープな像を結ぶテレビュープルーセル32mmを使うことで、パフォーマンスの向上を期待できます。メガネを掛けて観る必要のある方は、別途ご相談ください。ただし、視野、シャープネス、コントラストを最大レベルにするには、パンオプティック24mmをお使いください。視野が広がるだけでなく、倍率が上がることで視野内の背景が暗くなり、よりエキサイティングな低倍率観望をもたらしてくれます。

さらに、高精度1/10 wave、反射率99%の広帯域誘電体ミラーを備えた2"エバ―ブライトダイアゴナルを加えることで、低倍率の見え味が劇的に改善します。適切なテレビュー2"アイピースを選べば、最大実視界は0.76° から 1.3° (3倍の領域)に広げることができます。ダイアゴナルを1.25"にしておきたい場合は、付属の1.25"プリズム/ダイアゴナルを、テレビューの1.25"エバ―ブライトダイアゴナルに替えるだけでも、シャープネスと像の明るさが目立って改善されるでしょう。

中高倍率で観るときは、見掛け視界82°のナグラー、100°のイーソスなら、散会星団、球状星団、惑星状星団、銀河などで“スペースウォーク”を体感できます。

高倍率観望にナグラーやデロスを使うことで、月面や、公転する衛星をまじえた木星などの惑星をより広い領域で捉えるだけでなく、十分なアイレリーフにより、高倍率アイピースにありがちな“ふし穴”を覗き込むようなことなく、快適な観望を楽しめます。

詳細はお電話等でお問い合わせいただくとして、口径25cm以上のシュミカセ鏡筒をお使いの場合、2"アイピースのメリットを活かすことで、すべてのニーズをわずか2本のアイピースで満たすことも可能です。

(株)ジズコ

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