株式会社ジズコ

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Michel Deconinckと月に回帰 (2/15/2019)


今年は、月面初着陸50周年を迎え、みんなの目が月に向く年。月は天文に興味を持ち始めた初心者には最初のターゲットでありながら、夜空の恒星の輝きをじゃまする厄介もので、観測者の目はしばしば鍛えられます。今週はMichel Deconinck の目と天才的描画力を借り、月を探検したいと思います。月ごとに異なる姿を魅せる月面の光と影は見ものです。

The Crater Copernicus © Michel Deconinck. All rights reserved. Used by permission.

口径10cm、F10 Bresser屈折望遠鏡にテレビューのデロス10mmを装着して100x。2015年、7月26日、上弦の月が明るくなるとき、直径93キロのクレーター「コペルニクス」をスケッチしました。 “小さな衝突クレーターの弧、数百キロにわたる明るい境界線のネットワークなど、たくさんの複雑な地形を描くのは容易ではない。山くずれもある...” Michel Deconinckは、天文水彩画に情熱をいだく南フランスのアーティストです。世界中の天文コミュニティに深くかかわり、彼のアート作品は雑誌、科学ジャーナルに掲載され、カンファレンスがスクールイベントでも披露されます。彼の芸術性は、核物理学、工学、天文学を背景にその深みを増しています。

Lunar South Pole at 3 Days © Michel Deconinck. All rights reserved. Used by permission.

口径10cm、F4 Bresser屈折望遠鏡にテレビューのナグラータイプ5_2.5mmを装着して400x。月齢3日の南極 (2016年3月12日)。“小さなクレーターだらけで、非常に高い倍率が必要な、とても難しい領域”。黒い用紙にパステルペンシルで描きました。 私設ドームに設置した口径10cm F10と150mm F8の極軸望遠鏡、127mmの双眼鏡、300mm F5のドブソニアン、250mmのミューロン250CRSなどの望遠鏡でスケッチ。

Crater Chain on Crescent Moon © Michel Deconinck. All rights reserved. Used by permission.

口径10cm、F4 Bresser屈折望遠鏡にテレビューのデロス10mmを装着して100x。危難の海の南、半月直後の明暗境界線に沿ったペタビウス、ベンデェリウス、ラングレヌスなどのクレーターチェーン (2016年10月3日)。

所有するF値の小さな望遠鏡で月の広い領域を観るときは、デロス10mmがお気に入りのアイピースです。コントラストは申し分なく、視野周辺でもクオリティーの高い見え味。淡いディープスカイ天体にも大活躍です。私のミューロン250CRSに装着しても、すばらしいアイピースです。

Crater William Herschel © Michel Deconinck. All rights reserved. Used by permission.

口径10cm、F4 Bresser屈折望遠鏡にテレビューのナグラータイプ6_2.5mmを装着して400x。縁を強調した右上にあるウィリアムハーシェルクレーターは、2014年10月1日、上限の月のときにスケッチ。月の中心近辺にあり、明暗境界線に沿ったプトレマイオス、アルフォンサス、アルザカルなどの大クレーターのすぐ北側のクレーターです。

ナグラータイプ6の2.5mmは月のスケッチにうってつけなアイピース。多くの場合、重要な倍率と視野の広さを天秤にかけて観るときに活躍するアイピースですが、個人的には大気の状態がパーフェクトに近いときにだけ使います。

Lunar Region with Craters Caroline Herschel, Helicon, and Le Verrier © Michel Deconinck. All rights reserved. Used by permission.

口径10cm、F4 Bresser屈折望遠鏡にテレビューのナグラータイプ6_2.5mmを装着して400x。“こうした未開の領域が好きです。描くべき衝突クレーターはほとんどありませんが、月面にいるような感覚です”。2014年10月3日、上限から満月にかけ、雨の海の北西側を描いたスケッチです。カロラインハーシェルクレーター (13km) の縁が、左側の影領域にそそぐ太陽光線を捉える三日月形の白い部分です。右上に描いた最も大きな2つのクレーターは、左から右の順に、ヘリコン (25km)、ルヴェリエ(20km) です。このスケッチは、黒い用紙にパステルペンシルで描き45分で完成しました。

アイピースのコントラストは、天体のスケッチにとても大切な要素です。テレビューアイピースのコントラストは、他のブランドのどのアイピースと比べても常に優れています。

テレビューアイピースは、抜き取り検査ではなく、一品一品をすべて、メーカーの品質基準を満たしていることを確認するため、F4の対物検査器で実際に覗きながら検査します。最も上質な製品を造り上げるには、最も上質な素材と製造工程が不可欠です。テレビュー社では、“如何に安く作るか”ではなく、“如何により良く造り上げるか”が問われます。優秀な供給元との数十年にわたる協力関係により、テレビューアイピースのすべてが製品寿命を通して変わらぬ品質を保つことができます。たとえば、双眼装置に新旧のテレビューアイピースを装着してもマッチングに支障がないことも、テレビューアイピースの厳しい製造基準を自負できる背景です。Michelの論評からも、ご同意いただけるかと思います。すべてのテレビューアイピース、バロー、パワーメイトのオリジナルオーナーにはテレビュー社による保証が付与されます。


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