オライオン ニュートン反射望遠鏡

ホーム

Orion Top


お問い合せ






シャープなニュートン式反射望遠鏡

 市場には一見同じようにみえる大口径ニュートン鏡筒が数多く、「何を基準に選んだらよいのか?」とのお問い合せも少なくありません。「単に“大口径ニュートン”という望遠鏡を選ぶのか、それとも、その光学系が叩き出すシャープな見え味を選ぶのか」、そこには、じっくりと腰をすえて考えてみる価値があります。

 ニュートン反射望遠鏡は、パラボラ主鏡の研磨精度の良し悪しで望遠鏡の光学性能が決まってしまう最もシンプルな天体望遠鏡です。それゆえ、オライオン社では、鏡面が規定の精度に達するまで、手磨きを加えた研磨作業を行っています。鏡面精度はZygo干渉計で測定し、測定表を全製品に添付することで、その精度を保証します。オライオン社標準の鏡面精度は、「波面誤差(PV値)」で1/4λ(一般的な「面精度」では1/8λ)以内。この精度をクリアしたパラボラ鏡だけが、口径の理論分解能をクリアできる天体望遠鏡になります。事実、各地のオライオンユーザーから賞賛の声だけでなく、素晴らしい観測成果が続々と届いています。

 市販のニュートン反射望遠鏡に搭載された主鏡の場合、ほとんどに精度表示がなく、表示があっても、客観性のない測定方法であったり、個体が識別できない測定表を添付しているだけだったりします()。『たった一面の研磨精度で性能が決まるニュートン反射望遠鏡だからこそ、確実に全個体をシリアル管理し、客観的な測定方法で精度保証しなければならない』。これこそが、オライオン社品質管理の根幹なのです。


高精度オライオンミラーをバックアップするオライオン鏡筒の詳細


軽量なジュラルミン製鏡筒

斜鏡と羽根型スパイダーオライオンニュートン鏡筒の軽量化に大きく寄与するのが、ジュラルミン製鏡筒素材。軽量(比重:鉄の1/3.4)で強度の高いこの素材を、150mm〜250mm鏡筒は肉厚1.0mm、300mm鏡筒以上は肉厚1.5mmと、強度バランスを損なわない範囲で素材の厚みを決定。25センチ用筒でも指一本でぶら下げられる超軽量化を達成しています。もちろん、光学系を装着した完成鏡筒の状態で、筒のたわみによる光軸の移動は発生しません。


4枚羽根型スパイダー

斜鏡と羽根型スパイダー回折効果を低減する厚さ1mmのスパイダー。4枚羽根式により斜鏡保持の強度も充分。斜鏡は金具にゴムスペーサーを介してシリコン系接着剤による3点貼り。斜鏡にストレスを与えない合理的な手法です(脱落例は皆無)。これにより、斜鏡短径に一致した最小円の遮蔽率を実現しています。光軸ネジは標準的な「引きネジ1、押しネジ3」の方式です。


ミラー温度順応に優れたシースルー型9ポイントミラーセル

斜鏡と羽根型スパイダー

ニュートン鏡筒の場合、鏡面の温度順応の良し悪しが移動観測における観測効率を大きく左右します。主鏡セルは、ミラーが完全に空気に接するシースルー式。ミラー裏面は、3個の支持点を持つ三つの三角形が支える9点浮き支持方式。鏡周支持の3点と関連づけられたオライオン社独自のポイント配置です。鏡周と鏡筒内壁に空間があるため鏡筒が煙突の働きをし、セルに入る空気の流が促され、温度順応が加速的に進みます。これらの合理的な構造体により、オライオン鏡筒は理想的な放熱効果を発揮します。さらに、順応後は付属のキャップでセル開口を塞げば筒内を抜ける気流を遮断でき、安定したコンディションで観測を行えます。

主鏡セルは2重フレーム式。鏡筒に接地した後部フレームを基準に、スプリング押し引き構造の真鍮ノブ3個を手回するとミラー保持の前部フレームの傾きが調整され、光軸の修正が行えます。真鍮ノブの外側にあるネジは光軸ロックネジ。

オプションのクーリングファンは、ミラーセルの後部フレーム内側に組み込みます*。高速ファンの吹き付けにより主鏡の温度順応が短時間で完了します。また、ファンのケーブル接点はセルに設置でき、必要時に電源ケーブル(付属)のピンジャックをつなげばOK。 → 直販特価5,460円

* 組み込みにはミラーセルを取り外し分離する必要があります。鏡筒ご注文時に追加オプションで承ればセットしてお届けいたします。

仕様:50mm角12V直流ファン(要12V DC電源)
付属品:電源ケーブル(ファン側:ピンジャック、電源側:ワニ口)、取付ネジ4本ネジ
4


主鏡中心施されたセンターマーク

斜鏡と羽根型スパイダーセンタリングツールの目印として大変便利なセンターマーク。特にレーザーコリメーター使用時には照射基準になります。このマークによって、ニュートン反射が初めての方でもレーザーコリメーター1本あれば、短時間で容易に光軸調整を行うことができます。


クレイフォード接眼部

光軸にシビアなニュートン鏡筒のために、原理的にアソビやガタが発生しないクレーフォード(フリクションドライブ)式接眼部を標準装備。観望を中心とした通常使用には充分なクォリティーです。ドローチューブストロークは66mm。2インチ → 1 1/4インチアダプター(フランジ9mm)が付属します。
デジタル一眼レフなどによる直接焦点イメージングには、テレビュー製コマコレクター"パラコア"の使用を前提に、合焦する設計です。

さらに、精密な合焦操作と、重い接眼部品に応えるメカニズムが要求されるイメージングのため、オプションで"アップグレードフォーカサー"を用意しています。


9x50ファインダー

斜鏡と羽根型スパイダーワンタッチ着脱可能な台座はビクセン互換。X-Y独立調整式により簡単で素早くファインダーの照準を合わせることができます。画像左下側の金属筒にテンションロッドが内蔵され、対面にある直交(X-Y)するペアの調整ネジが、テンションロッドを支点にX軸Y軸独立して可動します。なお、ファインダー本体の十字線パターンをX-Y軸に一致させると照準合わせがより簡単になります。50mm9xの光学系は周辺像の崩れも小さく、レチクル板がないので、9等級+の微光星を容易に確認することができます。


軽量な鏡筒バンドとオプションプレート

鏡筒セットに付属する鏡筒バンドは、軽量化のコンセプトにより、厚さ3mm(150mm〜250mm鏡筒)または5mm(300mm〜350mm鏡筒)、幅51mmのジュラルミン製。同じく軽量化のコンセプトによる「GP互換プレート」と組み合わせれば、GP2など小型の赤道儀に250mm鏡筒を搭載可能になるなど、軽量化を最優先した組み合わせです。
「Atluxオスアリプレート」は、バンドとの接続強度とバンド間隔を広げた重厚なプレートで、250mm鏡筒以上に対応します。搭載能力に比較的余裕のある赤道儀でイメージングを含めて多目的に鏡筒を活用する目的に対応します。
以上のプレートはビクセン互換のオスアリ形状ですので、ビクセン製「プレートホルダーSX」、タカハシ製「アリミゾ金具(小 or 中)」、オライオン製「Atluxメスアリ金具」のいずれかを赤道儀ヘッドに取り付ければワンタッチで装着できます。また、プレートに赤道儀取り付け用のネジ穴加工を施すこともできます(弊社で承ります)。




このページのトップへ