天体用双眼装置 ビノビュー
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● 視角が拡大し、認知できる範囲が広くなる——双眼装置に超広角アイピースを装着すると、単眼では眼球をぐるりと回さなければ確認できない超広角アイピースの視野環も、眼を回さなくても確認できます。 ● 遠近感や立体感が感じられ、独自の臨場感を体験できる——眼の視角をいっぱいに使う超広角アイピースほど、立体感や臨場感を顕著に感じることができます。 ● 長時間覗いても目が疲れない——とりわけ、月、木星などを高倍率域の双眼装置で覗いていると、観望時間がついつい長くなることに気づきます |
接眼部径 φ1 1/4"(31.7mm) バレル径 φ1 1/4"(31.7mm) 入射窓有効径 φ25mm以上(2x合焦レンズ使用時φ22mm) 眼幅調整範囲 最小54mm 〜 最大78mm プリズム光路長 約130mm 観察像 対物像に対して正立(2回反射) 寸法 幅118mm 長さ123mm 厚さ43mm(アイピース別) 重量 約600g(アイピース別)
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※ 2x合焦レンズを使えば、ニュートン、ドブソニアン鏡筒でほとんど例外なく合焦できます。また、2"ダイアゴナルを使ってピントが合う屈折鏡筒も、ほぼ例外なく合焦できます。カセグレン鏡筒の場合、合焦レンズは不要です。 税込特価 30,250円 ⇒ 生産完了 |
ビノビューフィルター装着リングセット ビノビューにフィルターを取付けることができる便利なリングセット。2006年1月以前に製造された「2x合焦レンズ」にφ1 1/4インチ用フィルターを取り付けることができます。 |
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補足説明: (1): 接眼部(コレットチャック式) → 片方のアイピースを引き出して固定することで、左右の視度調整が可能です。 (4): 1 1/4"バレル取り付けリング → オプションの「2x合焦レンズ(フラットカプラー装着)」をここに装着。これで、ほとんどの望遠鏡で合焦可能になります。 |
・ 入射光線の中心(1 1/4"バレルの中心)が眼幅調整の軸と一致します。 → 右側の「平行四辺形プリズム」が軸を中心に回転し、眼幅が調整可能です。 ・ 上の図ではやや不正確ですが、2分割された光線のプリズム光路長は正確に一致します。 → 左右のプリズム光路長が異なると、焦点距離が異なり、ピント位置が左右で異なることになります。 ・ それぞれ2回反射なので、双眼装置自体は正立像です。 → 対物光学系の像のまま(正立なら正立で)観察できます。 高精度な仕上げが要求される心臓部ビームスプリッターブロック 結像点までの距離が長く、精度不良は星像にアスが発生する原因になるため、ビームスプリッターの反射面はニュートン斜鏡レベルの平面性に研磨されます。また、蒸着膜の変形も星像にアスが発生する原因になるため、ビームスプリッター膜にはストレス変形が生じない工法が採用されます。さらに、ビームスプリッターブロックの平行度が保たれないと、2本の出射光線 (法線) が平行にならないため、各透過/反射面の平行度を限界精度に仕上げます。 ビームスプリッターブロックのラウンドカット形状 このように高精度に仕上げられたビームスプリッタ―ブロックは、ハウジング内に収めるため、両端を手作業でラウンドカットします。そのため、ラウンド形状には個体差が生じます。 ビノビューの入射口は、手作業のラウンドカット2個のプリズムの接着部が見えるので、外観的な “アラ” が認められることがあります。たとえば左画像の “B” は、R形状の凸。“D” はビームスプリッタープリズムの先端が見える、など。また、“C” は増透過コートを施す際の冶具固定による非コート部です。 入射口に記した “A” はφ25mmの円です。F値が5.2以上の望遠鏡なら、光束は “A” の内側を通過するので、上記の “アラ” は光学的に影響しないことになります。また、2x合焦レンズを併用すれば、どのような望遠鏡でも、2x合焦レンズから出射されるφ22mmの光束が入射口を通過します。 なお、ビノビューをより広視界で使う目的で2x合焦レンズを利用せず、鏡筒を短縮化したドブソニアン(F4〜4.5)や、屈折鏡筒(F6〜7)などにビノビューを直付けしても、前者は入射光束(対物口径)がケラレてしまうほか、両者とも「プリズム光路による色分散」の影響を強く受け、結像性能が劣化するので、注意を要します。 色分散が像に与える影響は、参考までに、こちらのページをご覧ください。 |
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