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テレビュー社では、コントラスト、解像度、視野、いずれの分野でも最高の光学製品の製作、すなわち「人間の目」にかぎりなく近づくための努力を重ねてまいりました。今も使い易さを考慮しながら、「スペースウォーク」にせまるアイピースと望遠鏡を提供していますが、両目を使えないという限界もあります。夜空を片目で見てみてください。物足りなさを感じるでしょう。次に、両目を開いて見てください。解像度、コントラスト、見易さが劇的に改善されていることに気づくはずです。これに人間の生理が加わります。人間の脳は両目で対象を捉えるようにできているのです。ビノビューの対物は一つですが、脳の自然なメカニズムをあなたの両目で確かめてみてください。 |
ビノビューは、はじめて天体望遠鏡を覗く方からベテランの観測者まで、自信を持っておすすめできる「天体用双眼装置」です。「ヒト本来の視力」である両目を使えるメリットが、そのままビノビューのメリット。使用する望遠鏡の口径に関わりなく、その効果を実感していただけます。
ビノビューを使えば、望遠鏡での観望対象になりにくい満月でさえ、その精緻な階調と臨場感に圧倒されます。月が球体であることも自然と実感できます。また、超広角アイピースの視野からはみ出す高倍率で見る月面は圧巻!「月着陸船の臨場感」と申しても過言ではありません。シンチレーションで揺らめくクレーター群が崇高な存在感をもって現前に迫ります。その絶景に、時間が経つのを忘れてしまうでしょう。
M42に見るガスの流れが複雑に絡み合う立体的な構造。そのガスを遮る暗黒体や、背景に滲む微光星などの不思議な立体感。倍率を上げればより至近で見るような錯覚を覚えるでしょう。
比較的明るく面積をもった観望対象は、望遠鏡の口径に関わりなく楽しめますが、基本は口径に応じた観望対象を選ぶことです。どんな望遠鏡で使っても、想像もできなかった鮮烈な観望体験をビノビューがもたらしてくれるでしょう。
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現在市場にある天体用双眼装置は、そのほとんどが顕微鏡用に設計されたものがそのま ま流用されています。ある程度天体用に調整を加えたものもありますが、双眼装置を「天体用」として使用する場合、決して無視できない大切なことがあります。 対物レンズをかえて倍率を変える顕微鏡と、接眼レンズをかえて倍率を変える天体望遠鏡には、決定的な違いがあります。一般的に顕微鏡用接眼レンズの焦点距離は25mm前後と長いのに対し、天体用接眼レンズの場合、10mmを切る短い焦点距離を前提にしなければなりません。たとえば、焦点距離25mmのアイピースを双眼装置に装着して問題がなくても、焦点距離10mmのアイピースを装着すると、そのアイピースは超高倍率のルーペの働きをし(ルーペ倍率 = 裸眼の最短焦点距離250mm ÷ アイピースの焦点距離10mm)、双眼装置から射出する光軸のわずかな倒れもシビアに検出されてしまいます。 『双眼装置を天体観測に使用する場合、いささかのごまかしも許されない』、というのが結論です。具体的には、プリズムを高い研磨精度で磨き上げ、低倍率アイピースを前提にした顕微鏡基準のルーズな光軸並行度を見直し、厳格な天体基準で光軸調整を行い、さらに、正確な光軸保持のため、接眼部や眼幅調整部など、構造面からも、ガタの発生する要素を完全に排除しなければなりません。ビノビューは、これらをすべて満たす天体用双眼装置です。 すでに双眼装置をお持ちの場合、まずは、次のことを注意してみてください。 ● 星が点像に見える ビームスプリッターやプリズム反射面の研磨精度不足により星像が肥大しまうことは、多くの双眼装置で指摘でき、なかにはアスを発生させてしまうものもあります。残念ながら、顕微鏡基準の双眼装置には避けがたい問題です。 ● ゴーストとケラレが生じない 顕微鏡基準の双眼装置は望遠鏡の対物による収束光束を通すことを想定していないため、 ゴーストが発生します。そのため、ほとんどの場合、入射窓を絞ることでゴースト対策を行っていますが、それでは入射光束にケラレが生じてしまいます。 ● 長時間のぞいても目が疲れない 光軸調整が顕微鏡レベルの双眼装置を天体に使うと、両目に入る光の入射角が平行でない ため、少し覗くだけででも目がくらくらしたり、ときには気分が悪くなってしまいます。 高性能天体望遠鏡の性能を損なうことなく、双眼視を快適に楽しめるのが、ほんとうの意味の天体用双眼装置です...テレビュー・ジャパン
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直視型
通常の双眼鏡のように眼幅を調整でき、簡単にアイピース交換ができます。直視型設計により、眼幅を再調整してもピントを合わせ直す必要がなく、クラス最大のプリズムが採用されています。45度傾斜型双眼装置のような光速切れも無く、高度の高い対象でも楽に覗くことができ、ニュートニアン鏡筒にも使用できます。
さまざまな光学系に対応
テレビュー社では、ビノビューをどのような鏡筒にでも使用できるよう、約130mmの光路長を補正するためのビノビュー専用の「2x合焦レンズ」を用意しました。この合焦レンズをビノビューの対物側に装着すると通常のアイピ
ース単体と同じドローチューブ繰り出し量で合焦できます。その結果、倍率は2xになりますが、高倍率観察で問題になるプリズム内で発生する色分散を補正します。屈折望遠鏡をはじめ、ニュートン、大口径ドブソニアンなどで幅広く使用できます。また、シュミットカセグレン鏡筒は焦範囲が広いため、ほとんどの場合、2x合焦レンズを併用すること無くピントが合い、ビノビューを楽しめます。
望遠鏡から入射する光束や、アイピースへと出射する光束も充分な太さを確保。大口径シュミカセや短焦点ニュートンでもケラレず、1 1/4インチ径のアイピースで最大実視界を誇るパンオプティック24mmなどでも、視野いっぱいの広視界を確保できるのはビノビューだけ。入射光束:27mm、出射光束:1 1/4インチアイピースの全視野を確保
入射光束:27mm、出射光束:31.7mmアイピースの全視野を確保
要は、アイピースの前に光学ガラスと空気で形成された光路長約130mmの「筒」を置いたことと同じです。シュミットカセグレンや屈折鏡筒でスターダイヤゴナルと併用して、ニュートン(ドブソニアン)ではそのまま差し込むだけ。45度傾斜タイプと違い、どの望遠鏡でも楽な姿勢で覗くことができます。望遠鏡本来の(倒立)像のまま観察できます。
光路長:約130mm(接眼部取付面 〜 アイピース当たり面)
注意:シュミットカセグレン鏡筒以外では、ほとんどの鏡筒で合焦のため「2x合焦レンズ」を必要とします。
アイピース差込口が6本のスリットによって分割され、リングを締めることにより、6分割されたスリーブ内壁が均等にアイピースを圧着します。原理的に光軸ズレは生じません。アイピースを僅かに引き抜いて視度補正に利用することができます。
双眼鏡と同じスタイルですから操作に戸惑いません。また、45゜傾斜タイプに見られるスライド式と違い、眼幅を変えても光路長に変化がなく、ピントを合わせ直す手間がいりません。これは観望会にも便利です。
眼幅調整範囲:最小 54mm 〜 最大 78mm
接眼部の基盤に大型プレート配し、本体にネジ4本で強固に固定。これにより、耐久性、耐荷重が大幅に向上し、重量級アイピースでも安心して取り付けることができます。
取付は φ1 1/4インチ差し込み式。特別なアタッチメントの必要もなく、また、ネジ接続のように噛んでしまうトラブルも生じません。接眼部品の組み替えもすばやく容易に行うことができます。もちろんスリーブには脱落防止溝付き。不注意からの落下を防止します。
本体重量:600グラム(アイピースを除く)
アスの発生がない高精度ビームスプリッター、ゴーストの発生を防止するプリズム形状、顕微鏡規格の5倍の光軸平行度など、真の天体用双眼装置の証がこのエンブレムです。まさにテレビュー・クォリティーです。寸法:幅 118mm、長さ:123mm、厚さ:43mm(アイピースを除く)
アイピース単体での使用と同焦点の設計です。つまり、アイピース単体で使った場合と「ビノビュー+2x合焦レンズ+アイピース」で、ドローチューブの繰り出し量が一致します。バレルの先端にはφ1 1/4インチ用フィルターを装着できます(フィルターの使用には付属の「フラットカプラー」を併用する)。なお、「2x合焦レンズ」はプリズム内色分散や球面収差などを補正する効果もあります(「等倍プリズムコレクター」との併用はできない)。TV-NP101のような高品位、短焦点の望遠鏡の性能をも損なうことはありません。
ビノビューに装着したバレル長:約70mm
注意:付属の「フラットカプラー」を併用した場合、合焦時ドローチューブが若干内側に入ります。合焦が厳しい場合には「フラットトップ型1 1/4インチアダプター」を使用するか、ビノビューに直接「2x合焦レンズ」を取り付けてください。
収束光束がプリズム光路を経て発生する収差を補正するレンズです。この収差は対物レンズのF値「8」くらいを境にして「色分散」として確認できます。また、「2x合焦レンズ」のような合焦のための補正レンズではなく、ビノビュー単体の光路長約130mmに、約15mmを加えたバックフォーカス(=延長筒)で合焦する望遠鏡でのみ使用可能です。専用設計の「TV-102i」鏡筒以外は、自作/改造鏡筒での使用に限られます。なお、シュミットカセグレン鏡筒は合焦できますが、等倍プリズムコレクター無しでも充分な良像です。
色分散の参考画像はこちら。
ビノビューフィルター装着リングセットビノビューにフィルターを取付けることができる便利なリングセット。2006年1月以前に製造された「2x合焦レンズ」にφ1 1/4インチ用フィルターを取り付けることができます。詳細はこちら。
■ 各種望遠鏡へのビノビューの接続

* お手持ちの望遠鏡への合焦方法については、
テレビュー・ジャパンまでお問い合わせください。